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  【 4 月 】             *無断転載はお断りします。

・保険金目当ての殺人未遂容疑で夫を逮捕  

 モレリア州で、保険金目当てで妻の殺害を計画した男性が逮捕された。逮捕されたラミレス容疑者(29)は妻の殺害を従兄弟に依頼、従兄弟は20ヵ所以上の傷を負わせ、殺害を試みたが、妻は搬送先の病院で命を取り留めた。そのことを知らない夫は、ある病院に妻が心筋梗塞によって死亡したとして、証明書の発行を求めた。しかし、偶然妻がその病院に傷の治療を受けに行った際に、病院から夫が死亡証明書を求めていることを知らされ、殺人未遂容疑で夫を訴えたという。

・地下鉄内でポルノ画像の無線通信  

 地下鉄の駅や車内で、短距離無線通信システム「Bluetooth」によるポルノ映像の交信が頻繁に行われているという。レフォルマ紙が、メキシコ市地下鉄各路線で調査したところ、バルデラス駅やソカロ駅、イダルゴ駅、タクバ駅、インスルヘンテス駅など複数の駅で、何度もポルノ画像や動画などの交信が確認されたという。

・ユネスコ、ソチミルコ事務所を閉鎖  

 ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)は、1987年に世界文化遺産に登録されたメキシコ市ソチミルコの事務所を閉鎖した。現在、同地区には露天商が立ち並び、治安の悪化や環境汚染などが指摘されている。そのため、昨年12月には周辺地区とユネスコの間でソチミルコ保護活動の実施を約束したばかりだという。事務所の閉鎖に、ユネスコがソチミルコ救済を放棄したとの声も上がっている。その後、同区区長は保護活動を担う管理事務所設立の請願書をユネスコ本部に提出したが、いまだ返答がないとしている。

・TEC出身男性が斬新なロボットの手を開発  

 モンテレイ工科大学出身のセルヒオ・エルナンデス(26)さんが、同大学主催の「エキスポ2000」で大賞を受賞した。エルナンドさんが開発したのは、パソコンおよび携帯電話のキーで操作できるロボットの手。この「手」で産業分野での運搬作業だけでなく、赤ちゃんにご飯を食べさせたり、病院介護の手伝いや、庭の水やり、電気の点灯や消灯なども行えるという。この斬新な「手」の構想は6年前から練っていたというが、開発資金の問題など完成までの道のりは平坦ではなかった。当初は、同大学が資金援助してくれたが、途中で資金は打ち切られ、大学教授からは「このロボットでは大学名を世界に広められない。大学にとってどうでもいいものだ」とさえ言われたという。しかし、自ら資金調達して開発を進め、大学主催のエキスポで大賞に輝くこととなった。

・サンルイスポトシ州に博物館ホテル完成  

 サンルイスポトシ州に、博物館とホテル両方の役割を担う新モデルのホテルがラ米で初めて完成した。オープンしたホテル、「Palacio de San Agustin」は17世紀に修道士の屋敷であった建物を5年かけて修復、装飾された。レトロな家具でまとめられた20室のスイートルームとレストラン、スパ、図書館を備える。料金は1泊210〜280ドル+税金で、博物館のようなホテルで芸術や文化も楽しみながら宿泊したいという観光客がターゲットだという。最近では、デンマーク女王やカルデロン大統領夫人も宿泊したという。

・国際ワインコンクールで墨ワインが9つのメダル  

 ブリュッセル国際ワインコンクールで、メキシコの9つのワインと6つのテキーラが金銀メダルを獲得した。ワイン部門では、「Casa Madero Semillon 2007」と「L.A. Cetto Petite Sirah 2006」の2つが金メダル、「Casa Modero Chenin Blanc 2007」や「Monte Xanic Chardonnay 2005」など7つが銀メダルを獲得した。テキーラ部門では、「El Espolon Blanco」や「El Tequileno Reposado」が金メダル、「El Espolon Anejo」や「El Espolon Reposado」など4つが銀メダルに輝いた。

・スペイン、「ダーリン」を女性の名前として認可  

 スペイン国籍を取得した元コロンビア女性(33)が、自らの名前を巡ってマドリッド当局と対立した。同局で行っていた戸籍登録の最終段階で、女性の名前「Darling Velez Salazar」の「Darling(ダーリン)」は、同国の法律で認められていないとして、改名するよう求められていた。しかし、女性はスペインでは外国の名前もファンタジーな名前も認められていると主張、改名すれば、自分のアイデンティティを失うことになると訴え、15ヶ月間同局と争った。結果、見事本名での住民登録を果たしたという。

・AMLO、インド大使に説明文  

 4月半ばに来墨したインド大統領による議会演説が、ちょうど左系議員の議会壇上占拠のためにキャンセルとなった件に関し、オブラドール前大統領候補支持者、AMLOの渉外担当メンバーは、在墨インド大使に説明文を送った。手紙で、壇上占拠は国家財産の保護を求める市民抗議行動であったと示し、カルデロン大統領が事前にキャンセルを予想できたにも関わらず、それをしなかったと説明した。また、政府は国が抱えている問題を隠している、と記されているという。

・コルバート、DF観光親善大使に  

 メキシコ市のソカロ(中央政庁広場)で開催されていた、カナダの写真家・コルバート氏の展示会は大盛況のうちに終了したが、このほど、同氏がメキシコ市の初代観光親善大使に任命された。同市観光局が進めている、芸術・芸能による同市PRプロジェクトの一環として設定された名誉職だ。PRプロジェクトでは、芸術家や芸能人独自の作品によって、メキシコ市を世界に広めることを理想としており、市民だけでなく外国人による参加も求めているという。次回は、映画監督・俳優として活躍しているガエル・ガルシアやディエゴ・ルナなどの選出を検討しているという。

・海軍軍事学校、女生徒入学を許可  

 ベラクルス州にある海軍軍事学校は、今年から女生徒の受け入れを開始する。海軍への入隊は110年間、男性に限られ、女性は海軍看護学校への入学しか認められていなかった。しかし、同学校にある3つの専門課程のうち、航海指示や航路考案を受け持つ後方支援を習得する課程への女生徒の入学が、今年から認められた。現在も募集中で、8月の入学に向け、選抜試験が行われているという。また、100人収容できる女性寮の建設も進められている。昨年は、陸軍が軍事学校へ初めて女生徒を受け入れた。

・DFレストランが世界のレストラン100選に選出  

 メキシコ市・ポランコ地区にあるバスク料理レストラン「Biko」が、英レストラン専門雑誌が選んだ世界のレストランベスト100にランクインした。89位に入った同レストランは、オープンしてまだ1年足らず。現在同レストランのシェフを務める2人は、ソナロサにあるレストラン「Tezka」が06年の同ランキング75位に入った時にも、「Tezka」で働いていたという。

・米国境警備隊に新兵器  

 米国境警備隊が、5月から不法移民取締り用の新たな武器を導入した。これまでの警棒、催涙ガス、拳銃に加え、命に害を与えない程度の威力の拳銃が用いられている。07年10月〜本年3月までの不法移民による国境警備隊への襲撃件数は48件と、前年同期の倍以上に増加している現状に対応したものだという。不法移民擁護団体は、新たな武器の導入により、不法移民者への差別が高まると主張しているのに対し、同警備隊側はメキシコに逃げ戻る不法移民者追跡を目的としたものだとしている。

・墨大学生グループが国際コンペで優勝  

 イタリアで行われた国際的な学生デザインコンペで、オアハカの大学生グループが出展した空き缶リサイクルボックスがグランプリに輝いた。オアハカ州ミステカ大学(UTM)の学生4人が5ヶ月かけて製作したリサイクルボックスは、缶の種類の識別や圧縮機能がついたもので、空き缶収集により生計を立てている貧しい同州の先住民を支援する目的があるという。しかし、同機械の開発を進めるには1万ペソ(約9百j)必要になるといい、政府に支援を要請している。学生らは受賞を喜び、貧困で悩む人々の役に立てれば、と話した。

・厚生大臣、週末はお医者さん  

 コルドバ厚生大臣は、週末の2日間は同職を離れ、グアナファト州レオン市の病院で診察を行っている。同氏の専門は胃腸科で、7年間院長を務めたグアナファト大学病院のワッペンをつけた白衣を身につけ、午前8時〜午後1時まで患者の診察にあたっている。同氏は、厚生大臣という職に依存せず、同職にあっても現場との関わりを持ち続けたいと話す。厚生大臣をしていてもっともフラストレーションを感じるのは、患者の要求を一刻も早く満たしていくための要素がそろっていないことを感じる瞬間だという。

・DF喫煙者、夜はメキシコ州へ  

 4月初めに施行されたメキシコ市の禁煙法により、市内ではレストランやバーでの喫煙が禁止されている。そのため、タバコを吸いながら踊りやお酒を楽しみたいというメキシコ市民の喫煙者たちは、隣のメキシコ州のバーを利用することが増えているという。メキシコ州のバーでタバコを片手に夜を楽しむメキシコ市からの客は、「距離なんて関係ない。たばこがあるかないかで楽しさが全然違う」と話す。同州のあるバーによれば、同法が施行されてから、週末には入店を制限しなければならないくらいの客の賑わいだという。

・アルゼンチン女性が墨で行方不明  

 メキシコのダンスバーで働くアルゼンチン女性が行方不明になっている。マルティネスさんは家族と洋服店を営む夢を抱き、その資金稼ぎのため、1年前にメキシコにやって来た。しかし、家族との連絡は昨年7月以降途絶え、心配した家族がメキシコの知人らに消息を尋ねても、誰1人知らないという。

・DFで老女コンテスト  

 メキシコ市ベニート・フアレス区で、老女コンテストが開催された。200人を超える候補者の中から見事グランプリに輝いたのは、娘1人と孫3人がいるレオンさん、89歳。最終審査では、候補者一人一人に異なる質問がされ、レオンさんへの問いは「あなたにとって孫とは?」。この質問に、「孫は自分たちのルーツを担うものであり、孫の偉業は私たちの偉業、だからかけがえのないものです」と答えたという。ベニート・フアレス区住民の約15%が65歳以上で、その数は5万人にのぼるという。区長は、高齢者を対象とした大学を本年建設するなど、高齢者を対象とした取り組みを行うと示した。

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・イダルゴ州の運転手がスマートに  

 イダルゴ州政府は、肥満傾向にあるバスなどの公共交通機関運転手に対する免許認可や更新を取り止めた。同州運輸局によれば、体重と身長からはじきだされた測定値が37.5を超えている場合は、認可しないという(米政府は同値が30以上の場合を肥満と定めている)。同局は、肥満体系の人は高血圧の傾向にあるとして、事故回避を目的としていることを強調した。今年に入って、少なくとも20人の肥満傾向にある運転手が条件付きで免許認可を受けている。これら運転手には体重を落とすよう指示、3ヶ月ごとの検診を義務付けているという。

・ベネズエラで人気アニメ放送を再開

 ベネズエラのテレビ局・テレベンは、放送中止となっていた米アニメ番組「ザ・シンプソンズ」の放送再開を発表した。同アニメ番組は、映像やコメントが子供にふさわしくないとするベネズエラ当局の指示により放送が中止されていた。しかし、放送時間をこれまでの午前11時から午後7時に変更した。

・文部省建物内にパス氏を刻銘  

 1990年にノーベル文学賞を受賞した詩人のオクタビオ・パス氏の死後10年の追悼式典が4月、メキシコ市の国立芸術院で開催されたが、その前日には政府によって文部省の建物内に同氏の名前が刻銘された。同氏の名前を下院議会内の壁に金文字で刻銘する提案は、下院議会で拒否されたが、世界的な詩人である同氏の功績を子供や若者、教育関係者に広めようと同省建物内への刻銘が決定された。また、刻銘と共に、同氏の有名な作品も記された。一方、下院議会では、同議会内への刻銘案を再び提出する動きがあるという。

・高速道路のデートスポットを閉鎖  

 連邦警察は、メキシコ−クエルナバカ間の高速道路にある2つの展望台を閉鎖した。これら2つの展望台は、運転者の休憩地点として利用されていた他、クエルナバカやテポストランを見渡せるため、カップルにも人気だった。しかし、駐車中の車を狙った強盗やエクスプレス誘拐が多発しているため閉鎖処置が取られた。また、同展望台では若者の飲酒が目立ち、このことが同展望台付近での交通事故や違反運転の増加を招いているとの判断もあったという。

・海賊版消防士に注意  

 海賊版が蔓延するメキシコで、消防士の海賊版まで出現している。メキシコ市治安局によれば、海賊版消防士は本物に瓜二つの消防自動車に乗って、同じくそっくりの制服を着て火災現場に駆けつけるという。そこまでは本物と何ら変わりないが、消火活動を終えた後、代金を請求してくるという。市消防局は、すでに同海賊版に関する訴訟を6件起こし、連邦検察庁に捜査を求めている。海賊版消防士の発見は、本物の消防士が消火活動に駆けつけて行なわれたという。しかし、ミレニオ紙が最近、闇市場で手に入れた消防器具などを使って消防士が消火活動していると報じており、本物の消防士が関与しているという見方もある。

・観光促進する市長、基本行政は落第?!  

 タマウリパス州ビクトリア市のディエス市長(PRI党)が、市のエコツーリズムPR活動のために自ら吊りロープでの滑降を行なった。市長は、同市近辺の山にかけられた、地上100メートルのロープにぶら下り、そのまま川下に下った。数週間前には、川辺で同様のパフォーマンスを行ったという。パフォーマーとして大活躍の市長だが、州議会からは、市長就任から100日経っても、道路改修、治安、行政の透明性など選挙時の公約が全く果たされていないと、不満の声が聞かれている。市の公共工事局も、道路の陥没など市内の至る所に穴などが空き、改修必要な面積はすでに2.6万平米分になると、道路改修の進んでいない状況を認めている。

・禁煙法が食い逃げ助長  

 メキシコ市で4月から禁煙法が施行されたが、1週間も経たないうちに、同法にかこつけた食い逃げ通報が5件も寄せられた。通報したレストランによれば、客が喫煙してくると言って外に出て行ったきり戻ってこなかった例が多いという。この事態を受けて、市警察はポランコやコンデサ地区などのレストランが多い区域での見回りを強化するとしている。

・下院議会、国名変更を検討  

 一部PAN党下院議員の間で、国名変更が検討されている。2010年の独立200周年に合わせ、同年当初から正式な国名を、現在の「メキシコ合衆国」から単に「メキシコ」へと変更する改正案だ。同案は、カルデロン大統領が下院議員時代の03年に提案した国名変更法案が土台になっている。当時のカルデロン議員は「合衆国」を取り除くことにより、過去に分割された国家が政治的にも地理的にもより統一されたものを意味するものになると主張した。同法案は当時、小委でさえ審議されなかった。新たな変更の理由として、「メキシコ」とだけにする簡便さも強調されている。しかし、国名の変更にはこれまでに署名された公式文書、貨幣などでの変更が求められるため、長期的な変更期間が必要になると見られている。

・イスラエルがメキシコの治安強化に協力  

 在墨イスラエル大使は、治安悪化が叫ばれるバハカリフォルニア州当局の治安対策に、同国エキスパートが協力する考えであると明らかにした。特に、ティファナ市の治安問題をサポートする姿勢を見せており、同市警察官などへの訓練が中心となるという。また、メキシコのその他州、市にも同様のアプローチをしていきたいとしている。同大使は、全く同じ治安問題は存在しないが、似通っている状況はあるとして、同国の治安対策技術がメキシコの治安問題にも通用するとしている。

・エルサルバドルにペットボトル製家屋  

 中米のエルサルバドルの貧しい村に、清涼飲料水のペットボトルでできた家で生活する78歳の女性がいる。マリア・ポンセさん。家を持たず、材料もなかったため、ペットボトルをかき集めて構築したという。材料集めに1ヶ月半を費やし、その後の3ヶ月、日の出から日の入りまでの毎日、まったくの一人で完成させた。屋根には雨漏れ防止用のトタン板が貼り付けられ、床はペットボトルのプラスチック製蓋やビンの鉄製蓋をぎっしり埋めて作った。蓋の一つ一つにちゃんと色が塗られているという。また、ペットボトルを固定するために竹を突き刺して固めた。マリアさんは、あるとき夢の中で家をどう作ればいいかの啓示を得たという。このことを家族や近所に言ったら馬鹿扱いにされたが、今では同じ家を作ってと言われているという。家は、高速道路沿いに建てられ、走行する車の注目の的にもなっている。

・在仏メキシコ大使がニース市長に抗議  

 デイカサ在仏メキシコ大使は、元大臣も務めたことのある仏ニース市長、エストロ氏の発言に抗議を行った。同市長が政治演説で、「現在のフランス政府はバラバラであり、まるで指揮系統のないメキシコ軍隊のようだ」と、メキシコのことを例えたことに不快感を表明した。同大使は、レベルが高く、重責にある政治家が、友好関係にある国家を傷つけるような言い回しをすることに、実際驚いているなどと指摘した。 フランスでは、まとまりのないことについて、リーダーのいないメキシコ軍隊のようだとよく引き合いに出されるそうだが、フランスが1862年から4年ほどメキシコを支配したときのメキシコ軍隊の状況がその根源のようだ。実際、米国でいまや有名な"シンコデマヨ"なる1862年のプエブラの戦勝でも、メキシコ軍隊は農民などの寄せ集めで構成され、れっきとした軍人は少なかったとされる。

・「"Domingo"」で貯蓄文化を養う?!  

 メキシコでは、お小遣いのことを「Domingo(日曜日)」という。日曜日、子供らにお小遣いをあげる習慣からきている。一部の学識者らは、このドミンゴを活用して、子供にお金を貯める文化を教える良い機会になるとする。お金の価値、その出所、有効な使い方などを教えれば、貯蓄する考えを促進できようという。他方、ドミンゴは大半の子供が好き勝手に使っており、貯蓄文化には至っていないという学識者らもいる。しかし、両者とも、ドミンゴの意義を明確にし、貯蓄文化を促す必要があるという点で一致している。

 

 

 

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