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  【 6 月 】             *無断転載はお断りします。

・IMSS、献血を呼びかけ  

 「世界献血デー」の6月14日を機に、社会保険庁が献血を呼びかけた。今年1〜5月に献血を行った人の数は約4万人にのぼった。しかし、そのうち3割が献血を行える条件を満たしていなかったという。メキシコ市の北部にある社会保険庁ラサ血液銀行は、7月からエイズやB型およびC型肝炎を探知できる技術を導入し、血液による感染防止を強化していくという。

・チリの小型航空機墜落事故の生存者証言  

 6月初めにチリ南部で墜落した小型飛行機の生存者が、事故直前直後の様子を語った。飛行機は深い森の中に墜落し、濃霧と豪雨が続き、気温はマイナス5〜10℃ほどだったという。その過酷な状況の中で発見されるまでの4日間を過ごし、奇跡的に救出された9人の乗客は、自分達が助かったのはパイロットのおかげであると口を揃える。事故直前、パイロットは燃料切れであることを乗客に伝えると、上着となるものは全て着用すること、持っている食べ物全てを探すことなど、様々なアドバイスをしたという。パイロットは事故発生2日後に死亡したが、亡くなる直前、機体を燃やして煙で居場所をレスキュー隊に知らせるなどのアドバイスを行ったという。結局、反射機能のある衣服を機体に乗せていたことで、生存者は無事救出された。

・墨学生が水質浄化器で世界大会に出場  

 水問題に関する発明品のコンクールで優勝したウンベルト・レイバくん(16)は、メキシコ代表としてスイスの同様国際大会に出場する。シナロア州出身のウンベルトくんが発明したものは、同州エビ養殖場の排水浄化器。同器は養殖場だけでなく、どこにでも活用できるとして、その効果に自信をのぞかせている。

・サメ出現のゲレロ州、サーフィン大会中止の危機  

 ゲレロ州サーフィン協会は、同州で開催される予定のサーフィン大会が中止となる可能性があると示した。同州の太平洋岸観光リゾート地であるシワタネホでは、4月末からサメが出現し、サーフィンをしていた観光客2人がサメに襲われ死亡した。この影響で、サーファー達によるホテルのキャンセルが見られるという。同協会は、サーファー達には許可されている時間と場所を遵守するよう呼びかけている。

・乳がん予防キャンペーン用ピンク飛行機がまたメキシコに  

 デルタ航空が、乳がん予防キャンペーン用として05年に製造したピンク色の航空機が、再びメキシコ市空港に到着した。同キャンペーンは早めの検診を促すことを目的に始められたもので、機体後部がピンクで塗装されている。06年10月にもメキシコ便に使用されたことがある。同キャンペーンにより、これまで50万jが募金されており、米国の乳がん医療クリニックに寄付されているという。今年10月にも新たなキャンペーン活動が行われる予定。

・先住民言語での戸籍登録を認可  

 イダルゴ州のテペヒ・デル・リオに住むDoni_Zanaちゃんが、先住民言語での戸籍登録を認められた。先住民語で「月の花」という意味のこの名前で戸籍登録を許可されるまで、両親は1年8ヶ月を要した。人権機関などを回り、娘の名前保護を訴え、最終的に表記システムを変更させて、登録の許可を受けた。2人は、今回の認可によってイダルゴ州だけでなく、全国の先住民に独自の言語や文化、伝統を守れることを示せたと話す。

・誘拐犯重要情報の提供者に報奨金10万ペソ  

 メキシコ市警察庁は、誘拐犯罪摘発につながる重要な情報を提供した市民に10万ペソ(約9千j)の報奨を払うと発表した。市民から、誘拐犯が隠れ家としている住居があるとの匿名通報により7人を逮捕した直後に発表した。当初は1万ペソ(9百j)だったが、犯罪の重要性から数日後に10万ペソに引き上げた。同庁はこの報奨アップにより、市民が告発に積極的になってくれればと話す。なお、隠れ家であることが判明した場合は、その家を接収、家主も取り調べられるという。

・サルマとペネロペが麻薬団所有の建物に滞在  

 ハリウッドでも活躍する世界的二大女優、サルマ・ハエックとペネロペ・クルスが、06年に公開された映画「Bandidas」のメキシコロケ中、メキシコ麻薬団所有の別荘に滞在したと6月中旬、ウニベルサル紙が報じた。同紙によれば、ドランゴ州で撮影が行われていた際、麻薬団所有の別荘が彼女らの宿泊施設になっていたという。  この報道はラ米諸国やスペインで大きな波紋を呼び、各国のメディアによって大きく報じられた。数日後には、2人が所属事務所を通して、麻薬団との関係を否定するコメントを発表した。それによれば、ペネロペは同別荘地への滞在を否定、サルマは別荘主人とのコンタクトを取ったことは1度もないと表明した。また、宿泊先は映画制作会社が手配したもので、自分たちに責任はないとした。

・モンテレイ市にクマが何頭も出現  

 モンテレイ市内で、6月初め頃からクマがひんぱんに目撃された。市の観光局によれば、目撃情報は市内のあちこちから寄せられ、1週間で20件以上にのぼったという。水不足で食べ物や水を求め、山を降りてきたと見られている。絶滅の危機にある品種で、子クマで体長1.7メートル、大人のクマだと体長4メートル、体重は300キロほどだという。市は、周辺住民にクマに近づかず、目撃した場合はすぐに通報するよう呼びかけている。なお、同市ではヤマネコも目撃されたという。

・墨代表キーパー、遠征先の米国で逮捕  

 サッカーメキシコ代表が、米国のシカゴで行われたペルーとの親善試合を4−0で快勝した夜、ゴールキーパーのサンチェス選手が滞在先のホテルで逮捕された。同選手によれば、ホテルの部屋で音を大きくして音楽を流していたことが発端だという。ホテル側から2度注意されたが従わなかったため、警察に通報された。仲間をかばおうとして釈明に出たサンチェス選手が連行されることになった。数時間後釈放されたが、7月中旬に簡易裁判所に出頭し、ホテル側が訴えを取り下げるか、示談にするかが決定されるという。メキシコに帰国した同選手は「大した事件じゃないよ」と報道陣に答えていた。

・シナロア州市民、銃撃戦に慣れ  

 麻薬団抗争が多発する北部のシナロア州では、銃撃戦が住民にとって日常化しつつあるという。銃撃戦の音が聞こえると、銃撃戦にはさまれる以外はもう怖くもないという。距離が離れていれば、すぐその場で床に身を伏せ、終わればまた普通どおりに、それまでの活動を何事もなかったごとく続けるのが当たり前だそうだ。タクシー運転手らは銃撃戦に遭遇した場合、無線で仲間に知らせるなどして防御するという。また、昨年は病院へ搬送中の被害者が、途中で武装グループにとどめをさされるという事件があったため、被害者の搬送はパトカーが護送するという。

・DF空港、過去3ヶ月の苦情は164件  

 過去3ヵ月でのメキシコ市国際空港に寄せられた苦情数は164件にのぼった。もっとも苦情が多かったのはチケット料金に関するもので、当初の料金以上の料金を要求されたというものが全体の72%だった。次いで警備の対応の悪さが16%で続いた。第1ターミナルの苦情受付によれば、苦情の大半はメキシコ人からで、外国人はアメリカ人が多少だという。また、車椅子不足や荷物の紛失などに関する苦情も寄せられている。

・ケレタロの高速道路料金所で偽領収書を販売  

 メキシコ−ケレタロ間の高速道路のある料金所で、偽の高速道路料金領収書が通り過ぎる運転手などに売られているという。パルミジャス料金所で、しかも売っているのは8〜15歳の子供たち。子供たちは2ペソ(約0.2j)で偽領収書を購入し、5ペソ(約0.5j)で販売しているという。1日に500ペソ(約45j)も儲けるときもあるという。偽領収書はケレタロ市内の印刷所で製造されていると見られるが、官憲当局は見てみぬ振りだという。子供たちによれば、料金所を管轄する道路公団の職員が絡んでいるという。また、領収書は同高速道路だけでなく、全国の高速道路の偽領収書も売られているという。

・DFレッカー車にマイクを設置  

 メキシコ市警察庁は、レッカー車へ試験的にマイクを設置すると発表した。レッカー移動に関するトラブルが相次いでいるためで、本年末までに170台のレッカー車に取り付ける予定だという。現場の様子を把握し、警官に従わない運転者の取締まりと、賄賂など警官による不正行為を取り締まることが目的だ。

・カルデロン、実話で五輪出場選手にアドバイス  

 カルデロン大統領は、自身の経験談で北京五輪出場選手を激励した。選手へのユニフォーム贈呈式の際に、自らの選挙キャンペーン期間を回想した。当初、「自分は大統領になりたい」と言っていたが、側近から「自分は大統領になる」と確信するようアドバイスを受けたという。それからは、大統領になりたいではなく、大統領になると表現するようになったと話した。だから、選手たちもこれまで充分練習してきたのだから、自分は勝つんだと信じるようアドバイスをおくった。

・UNAMに世界最大の動物病院  

 UNAM(国立メキシコ自治大学)大学敷地内に、世界最大の動物病院がある。米国や英国に600病院を持つBanfieldと称される病院で、05年3月に建設された。1週間に250匹の犬や猫などの診察に、同大獣医科の学生らがあたっている。能力としては、一日80匹まで診察できるという。入会金の600ペソを払い、月額約200ペソを払うと、ペットの診察や予防接種、各種分析、歯の清掃などのサービスを受けられる。サービス内容も評判がよく、このほどグアダラハラ市にも、国立グアダラハラ大学横どなりにUNAMより大きな病院を建設することになった。

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・禁固96年判決の仏人女性へ仏マスコミの注目が上昇中  

 5月初めメキシコ市裁判所によって、計96年の禁固刑を言い渡されたフランス人女性容疑者(32)へのフランスメディアの注目が高まっている。同容疑者は05年12月、誘拐犯罪組織の一味として逮捕された。判決後、仏国で著名な弁護士がその控訴を担当することが決まったり、サルコジ大統領も支援を表明したことなどから、メディアでの扱いが多くなった。ル・モンド、ル・フィガロなど大手マスコミも取り扱っており、メキシコへの特派員も増えているという。判決については、フランスとメキシコの外交問題にまで発展するとする声や、仏人の容疑者を「汚職にまみれるメキシコの被害者」と伝える仏ラジオ局、また、最初から捏造された容疑、メキシコによる人権侵害だ、とする仏世論もある。

・市民が警官を監視  

 メキシコ州ウイスキルカン村の村長は、村民による警官監視グループを募ると発表した。ある警官が麻薬団と通じていることが発覚したためで、村に古くから住んでいる住民らによる警官監視を行なっていくという。うまく行くか、注目どころだ。

・イダルゴ州の温泉プールを一時閉鎖  

 イダルゴ州にある温泉プール「Tepathe」が一時閉鎖された。同施設に遊びに来た12歳の男の子が、病原菌に感染して死亡したためで、連邦警察や同州厚生局などによって捜査が行われている。同温泉場だけでなく、州内にある別の温泉場でも水質検査が行われているという。

・車の窓ガラス拭きで稼ぐ日本人バックパッカー  

 街頭で車の窓ガラス拭きで食費を稼ぎ、世界を旅する日本人バックパッカー3人組がいる。3人は、昨年1月に日本を出発、米ロサンゼルスに渡った。ラスベガスでお金をすってしまい、その後、ニューヨーク、ドミニカ共和国と旅を続けた後、オアハカ州のウアトゥルコにたどり着いた。その間、ビスケットとお米で空腹を凌ぎ、メキシコに5月末に到着したころにはお金を全く持っていなかったという。このため、街頭で車のフロントガラス拭きをしている若者たちを見かけ、自分たちも真似することに決めたという。「仕事」は午後から明け方まで、報酬は一日100ペソ(約9j)程度。それで、タコスを食べる。3人は、この後ペルー、アルゼンチン、ブラジル、英国、ネパールを回り、2010年1月までに日本に帰る予定だと話す。

・公務員は1年の半分近くが休み  

 公務員の年間非労働日数が最高158日にもなるという。もっとも休みが多いのはエネルギー省で、勤務期間わずか1年で、20日間の有給休暇や土日の休日、12月中旬から1月初旬までの冬休み、その他公休日や慣例休日などを含めると、158日になるという。同省の次に多いのが大蔵省や労働省で、それぞれ140日と138日となっている。民間企業の場合、土曜日も働く企業があるから、その他法令で定められる有給休暇、公休日、慣例休日を足しても、最低ではせいぜい60日程度しかない。土曜日も含めた場合でも、120日には達しない。

・メキシコ人とボリビア人ハーフの青年が賞受賞  

 動画配信サイト「YouTube」とカナダのアートスクール「VFS」が共催したフィルムコンクールで、メキシコ人とボリビア人ハーフの青年制作によるデジタルアニメーションフィルムが賞を受賞した。同コンクールには世界19ヶ国から700人が参加し、最終的に高校3年生のホルヘ・カネドくん(17)と、米国人、ドイツ人の作品3点が優秀作品として選出された。ホルヘくんは現在高校3年生で、高校に通いながらモンテレイ市のデザイン会社でも働いているという。受賞作品はどこからの援助も受けず、自分自身がコンピューター一つで3週間で作り上げた。賞品として、VFSで1年間デジタルデザインを勉強するための奨学金を受け取った。来年1月から同スクールで本格的にデザインを学ぶという。

・教員試験、受験者の半分は不合格  

 メキシコの発展には、まだまだ教育レベルの向上が不可欠のようだ。教員向けに国家教員試験が実施されたが、受験したのは約120万人の教員のうち、わずか27万人。さらに、そのうち合格点に達したのは14万人で、約半分は不合格だった。国による教育予算の比重は高いというが、教員レベルの質は高いと言えない。小学校を終えていない、または通えない子供たちが3千万人以上もいるとされ、教育の質向上への道のりは長そうだ。

・メキシコのポルノサイト製作数は世界2位  

 マイクロソフト社の調査によれば、メキシコのポルノサイト製作数は世界2位とされ、1日に何百万人もの人がポルノサイトにアクセスし、その時間は数時間に及ぶという。利用者の年代はバラバラで、年少者も少なくないという。ポルノサイトに初めてアクセスする平均年齢は11歳で、そのうち7人に1人がポルノ撮影などの“注文”を受けたことがあるという。また、この種サイトでの詐欺金額は昨年だけで7億ドル以上に及んだという。

・郊外電車の開通で周辺道路が渋滞  

 6月1日にメキシコ市のブエナビスタ−レチェリア間の郊外電車が開通し、1番乗りの女性乗客が1年間のフリーパス券を贈呈されるなど、祝福ムードでのスタートとなった。しかし、周辺道路では、新たなトラブルが発生している。郊外電車が開通したにもかかわらず、周辺道路整備が終了していないため、乗客を市内の一部地下鉄駅へと運ぶ特別バスの運行を決定、これが渋滞を招いているという。特別バスはEje1Norteの150メートル区間のみを走行しているのだが、そのために同区間の1車線がバス専用に充てられ、これまでの5車線が4車線になっているという。周辺住民は、市に解決を求めている。

・サンフアン市場にないものはない!?  

 珍しい食べ物が食べたければ、メキシコ市のサンフアン市場に行くのが一番。例えば、食肉であれば、豚、牛、鶏肉に加え、子ヤギやウサギ、ウズラ、ハト、シカ、イノシシ、ダチョウ、水牛、ライオン、マムシ、スカンク、ワニ、子羊、カエル、イモムシ、イグアナなど、特殊動物の肉なら他のどこの市場にも負けないという。価格は1キロあたりワニ肉が500ペソ(約45j)、イノシシ肉は350ペソ(約32j)、ライオン肉は580ペソ(約53j)。もっとも高価なのは、メキシコ産食用虫のjumilとハエの卵で2千ペソ(約182j)/キロだという。市場の販売係によれば、これら特別肉の需要は20年ほど前から高まりを見せ、価格も徐々に下がっているという。しかし、厳しい捕獲制限のため、欧米を中心とした輸入に頼っているという。

・ドミニカ人弁護士がクレオパトラの墓を発掘調査  

 ドミニカ共和国人の女性弁護士が、古代エジプト最後の女王、クレオパトラの墓の発掘調査を今年11月に開始する。マルティネスさんは15年間女王の墓の研究を行ってきた。4年前に発表した研究結果が100人の専門学者によって認められ、今回の発掘が決定したという。最新の科学レーダーを用いて発掘が行われる予定で、マルティネスさんは大きな期待を抱いている。

 

 

 

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