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  【 5 月 】             *無断転載はお断りします。

・サッカーゲームの達人は世界ランキング3位  

 メキシコに、FIFAワールドカップ・サッカーテレビゲームのブロで、世界ランキング3位の青年がいる。弱冠18歳のルベン君の月収は1500j。仕事は、3位を保つことと、さらに上位を目指すための練習で、時には世界を飛び回り、世界の達人と対戦する。このほか、15歳のサウル君は、世界サイバーゲームのメキシコ地方大会に出場するほどの腕前だ。今後、ゲームの達人として楽しみな2人だ。

・菖蒲を手工芸品製作に活用  

 長年厄介者とされてきた、プエブラ州バルセキージョ貯水池に生息する菖蒲を、バッグやサンダル製作に活用するプロジェクトが進んでいる。菖蒲は同貯水池の65%を覆い、周辺住民は水質汚染を招くと問題視していた。この現状を受け、同州のある大学が菖蒲を使った手工芸品を製作する案を考案したという。この他、菖蒲を木の代替品として活用することや、菖蒲から紙や炭の製作も試みられている。ベラクルス州の手工芸製作関連機関と提携し、市民への製作技術指導も行っていくという。雇用を創出するだけでなく、水質や森林などの環境保護も可能とする、人間にも自然にもやさしいプロジェクトとなっている。

・111歳にして出生証明を取得  

 バハカリフォルニア州のある村に、4月に111歳を迎えた老人が住んでいる。キンテロさんは、耳と目が不自由だが、現在もタバコやテキーラを楽しんでいる。しかし、経済状況は悪く、家族が政府からの支援を受けようと手続きを進めている。その過程で、111歳1ヶ月にしてようやく出生証明が発行された。ただ、出生証明だけでは政府支援を受けることはできず、地元から500キロも離れたエンセナーダ市などまで行って手続きを完了する必要があるという。キンテロさんは「今頃出生証明をもらって何になるんだ」と、自暴自棄的だ。

・先住民が食用カタツムリ飼育プロジェクト  

 イダルゴ州UTVM大学出身の先住民3人が、食用カタツムリの温室飼育プロジェクトを進めている。欧州、アジア向け輸出用にするというもので、07年には州内で起業家賞を受賞した。しかし、3人の家庭は貧しく、温室設備に必要な5万ペソ(約4500j)の資金調達が行えず、資金援助を待っている状況だという。

・スペイン人が選ぶ世界最悪のリーダーはチャベス  

 スペインの社会研究センターが行った調査によれば、スペイン人の32%が、ベネズエラのチャベス大統領を世界最悪のリーダーに挙げた。次いで、キューバのカストロ元首相、ブッシュ米大統領が続いた。前年はブッシュ大統領がトップだったが、昨年のイベロサミットでチャベス大統領とスペイン国王が衝突したことが、尾を引いているものと見られている。ラ米諸国でもっとも支持が高かった首脳はチリのバチェレ大統領、次いでブラジルのルラ大統領だった。カルデロン大統領はコロンビア、アルゼンチン大統領に次いで、5番目だった。ラ米に対して悪いイメージがあると回答した人は32%、米国に対しては同36.9%だった。欧州や日本に対しては好意的な意見が目立った。

・グラフィティ壁書きはアート?!  

 メキシコ市で氾濫するスプレーによる壁落書き(グラフィティの一種)を芸術として認知しようとする風潮が高まりつつある。アルバロ・オブレゴン区やミゲル・イダルゴ区、ベニート・フアレス区では、グラフィティは若者の表現方法の一つであるとして、認知しているという。これら区の代表者らは、落書きを減らすためには落書きをする若者を罰するより、落書きスペースを提供する方が効果的だと話す。市内でも落書きが多い区とされていたアルバロ・オブレゴンでは、昨年グラフィティ・アートコースを開設した。現在では、同コースで学んだ学生によって、区内145ヶ所の学校の壁などにグラフィティアートが描かれているという。近隣住民からの苦情も減り、最近では反対にグラフィティアートの依頼が週平均5件もあるという。ミゲル・イダルゴ区でもグラフィティをアートと見なす風潮が高まっており、コンクールなどが開催されているという。

・内務省開催の式典で、20人の学生が次々に倒れる  

 内務省が5月末に開いた国旗掲揚式典で、出席した学生のうち20人もが熱中症で次々に倒れるというハプニングが発生した。同式典に参加した小中学生はメキシコ市内20校の674人。リハーサルのため、朝7時半から内務省のある開催場所に駆けつけていた。1回目のリハーサルの後、サンドウィッチなどの朝食が配られ、9時から2度目のリハーサルが行なわれた。その後は、内務大臣が現れるまで、直立姿勢で国旗の小旗を持って待機させられた。10時前から式が開始されたが、同省大臣や学生代表などがスピーチを行っている最中、朝なのに日差しが強かったせいもあって、学生が次々に倒れ始めた。一部の生徒には朝食が与えられなかったとも指摘される。

・汚職対策セミナーに仏専門家2人が助言  

 連邦検察庁と公務員省によって開かれた汚職対策セミナーに、フランス人の専門家2人が招待された。同セミナーは、汚職の防止やその調査、罰則などに関して意見交換するために実施され、上記2機関のほか、外務省、公安省、国税庁、移民局関係者が出席した。セミナーでは、仏専門家2人によって、フランスの汚職予防対策や対処法などが披露された。メキシコで通用するかが見物だ。

・ティファナ市民が米国境都市へ移住  

 ティファナ市の治安悪化に伴い、隣接の米国側サンディエゴ市やチューラ・ビスタ市などへティファナ市民の移住が増加傾向にあるという。誘拐などを恐れる自営業主などの移住が目立っており、非公式なデータによれば、チューラ・ビスタ市にはティファナ市出身の家族が1千世帯住んでいると言われる。さらに、今後もこの種移民増加は続くと予想されている。多くは家屋購入でなく賃貸を好むため、これらの地域では賃貸料の上昇が見られ、賃貸住宅を見つけるのが困難になっているとも言われる。

・DF、建物屋上栽培を推進  

 メキシコ市政府が、建物の屋上での植物栽培を促進している。市環境局によれば、地球温暖化や大気汚染改善などを目的とし、屋上で植物栽培を行っている市民には固定資産税の25%までを減税するという。ただし、植物栽培だけでなく、水のリサイクルや省エネを実施していることも条件となる。環境専門家も、ベランダでの植物栽培は地球環境にやさしいだけでなく、熱や冷気を遮断する効果や、野菜栽培が可能、また商業価値を高めるなど、多様な効果が期待できるとしている。難点は、植物栽培1平米当たり1千ペソ(約94j)前後かかり、当初はかなりの出費になるということだという。

・米ベビーブーム世代をターゲットにした内陸部コミュニティが増加  

 カンクンなどの海浜リゾート地だけでなく、内陸のサンミゲル・デ・アジェンデやモレリア、パツクアロ、イダルゴ、テキーラといった地域にも、ベビーブーム世代の米国人退職者をターゲットとしたコミュニティ都市建設が相次いでいる。これら都市には、すでに住居が5千戸建設されているが、向こう2年でその数は倍加するものと予想されている。海辺ではなく、より都市化され、病院など医療施設に近い場所を第2の居住地として選択する米国人が多く見られるためで、サンミゲル・デ・アジェンデなどは、過去3年間で地価が2倍以上に上昇しているという。

・世界最高体重でギネス記録の男性が、体重急減での記録に挑戦  

 2年前に体重560キロでギネスブックに登録された、モンテレイ市在住のウリベさん(42)が、半分以下の235キロまで体重を落とした。目標は、世界一体重を落とした人物としてギネスブックへの登録と、自分の足で歩いて外出することだという。目標体重は129キロで、2010年までに達成したいと話す。ウリベさんは過去6年間、外出したのはわずか2回、それ以外は自宅のベッドで過ごす日々だ。体のあちこちで炎症を起こしており、自分の足で体を支えられない状態だという。現在は、6月下旬の誕生日に外出すべく、炎症を抑えるとされる魚油による炎症緩和治療を進めている。2ヶ月前にも1度外出を試みたが、車が事故に巻き込まれ中止となった。

・公務員関係病院で、従業員が美容整形手術  

 バハカリフォルニア州エンセナーダ市の公務員共済会病院で、資金が不当に流用された疑いがあるとして捜査が行われている。同州監査局によれば、06年4月〜07年5月までの1年余に、同病院の女性従業員12人が脂肪抽出手術を不当に受けていた疑いがあるという。本来、外来の公務員向けに一般の診療をすべきところを、整形手術のために関連の器具や薬品などを同病院の資金を使って購入、手術まで行なったもので、州政府は副院長や手術に関わったと見られる病院関係者らの解雇、停職処分を行うと見られている。また、同様の資金流用がないか、州内の他の市民病院も捜索中だという。

・南バハ加州で最古(?)の洞窟壁画を発見  

 南バハカリフォルニア州で発見された洞窟壁画が、7500年前のものである可能性が考古学・歴史研究所(INAH)の調査によって明らかになった。これまでに発見されている最古の洞窟壁画は4900年前のものであることから、それを上回る最古の洞窟壁画となると考えられている。現在、INAHがこの点を確認中。

・観光会社がカンクンビーチをプライベート化  

 観光振興基金(FONATUR)が、イルカショー会社のDolphin Discoveryとその子会社Operadora Langostaを相手取った訴訟を起こしている。Operadora Langostaは、カンクンビーチの海浜地帯を有する1区画5千平米の管理権を同基金から取得し運営を任されていたが、96年以降基金への支払いが滞っているにもかかわらず、海浜地帯を私有地のごとく囲い、管理し続けているという。同基金によれば、同社は和解を希望し、ビーチ所有権獲得の意向を示しているという。

・チワワ州、死体安置スペースが不足  

 麻薬団抗争が多発しているチワワ州シウダ・フアレス市で、遺体の保管場所が不足するケースが見られているという。6月初め、1日に14人の遺体が死体安置所に運び込まれたが、すでに2人分のスペースしか残されておらず、積み重ねて安置されることになったという。死体安置所が不足したのは今年2度目で、3月にも同様の事態が発生している。殺人事件の増加に加え、身元不明の遺体が安置所に残されたままとなっていることが、不足状態を招いているという。

・ブラジル人作家のPR活動に墨国旗を不当に使用  

 ブラジル人作家の著作PR活動に、メキシコの国旗が不当に使用されたとして、内務省が調査を求めた。インターネットのYou Tube上で流された作家のPR用ビデオには、メキシコ国旗を羽織ったメキシコ人の若者二人が、作家の上着のポケットから何かを奪い取る映像が使用されたという。同ページには、米出版社側がこの映像をプロモーション用に使うと提案してきたと、作家自ら明らかにしている。出版社は、国家の名声を傷つけるつもりはなかったとしながら、メキシコ国旗を使用したことを認め、謝罪した。出版社によれば、映像はパリで撮影され、スペイン企業が製作、メキシコ人の俳優が出演したという。

・米人によるガソリン購入増加で供給不足の可能性も  

 北部国境都市で、アメリカ人によるガソリン購入が増加していると5月末伝えられたが、これにより同地域でのガソリン不足が懸念されている。ガソリンスタンド協会は、現在の供給は保障されているが、このまま需要が高まれば、供給不足が発生する可能性があると指摘する。メキシコのガソリン価格は現在、7.51ペソ(約0.7j)/リットルであるのに対し、米国では11ペソ(約1j)/リットルと40%近く高くなっている。

・クエルナバカ司教、教会以外の結婚式を認めず  

 モレロス州クエルナバカ市のオルベラ司教は、教会以外で行われた結婚式を正式な宗教儀式として認めないと、表明した。同州では、別荘地や大農園などで著名人が式を挙げることが多いが、その放映権などがテレビや雑誌などに売買され、商業化しているという。また、その場合、神父に扮する司祭が、カトリック教会から正式な許可を得ていない場合が多いという。01年には、女優と元サッカー選手の挙式を、修道士が司祭したことで問題となったことがある。

・DF政府機関のガイドブックを発刊  

 メキシコ市社会検察庁は、市政府の仕組みや、市民が本来享受できる権利や行政サービスなどについて解説したガイドブックを発刊した。市政府31局による133の社会プログラムや77の公共サービスについて説明されており、各プログラムがどの局の管理となっているか、苦情はどこに訴えるべきか、など市民の政府に対する知識を高める内容だという。

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・学校放火の中学生を逮捕  

 ケレタロ州サン・フアンデル・リオ市で、自分の中学校に放火した生徒が逮捕された。市警察によれば、逮捕された14歳の少年は二度も放火を図り、学校施設の一部や教材、コンピューター機器、公式書類などを焼失させたという。火事があった夜に、学校の塀を乗り越えようとしている少年を見たとの通報により、警官がパトロールしていたところ、三度目の放火を試みようとしていた少年を発見、逮捕した。逮捕時、少年はリュックの中にモロトフ爆弾を所持していたという。動機はいまだに不明。

・メキシコ州、車検しない運転者へ罰金を大幅に増額  

 メキシコ州議会は、環境基準に従わない運転者への罰則強化を図った。可決された罰則には、1年に2度の車検を規定の期間中に受けなかった運転者には990ペソ(約90j)の罰金、車検を通った車でも環境基準値を満たしていない場合は1188ペソ(108j)の罰金を科すことなどが盛り込まれている。車検を期間中に受けなかった場合の罰金額は、メキシコ市とほぼ同じ。後者については、整備のために30日間の猶予期間が与えられるが、それでも従わない運転者にはさらに罰金が科され、最高約8千ペソ(約760j)もの罰金が科されるという。これらを合わせると、罰金は最高1.2万ペソ(約1100j)以上にのぼる。同法案はペニャ州知事が1月から提出していたもので、同州大気汚染の9割以上を引き起こしている車の環境基準遵守を促すことが目的だという。

・テオティワカンでライトアップショー  

 メキシコ州観光局は、世界遺産のテオティワカン遺跡のライトアップショーを今年10月から開始すると発表した。このライトアップ計画は、5年前から同州政府と民間企業によって進められていた。しかし、企業側が断念、観光省によって引き継がれた。ライトアップは1日2回、30分間行われ、料金は300ペソ(約27j)ほどになる見込み。

・ハリスコ州知事が海賊版財布をプレゼント  

 ハリスコ州知事が、政府職員への母の日の贈り物として、海賊版財布をプレゼントしていたことが明らかになった。TousやCoachなどブランド物の海賊版財布83個をプレゼントした。価格はいずれも240ペソ(約22j)ほどで、知事のカードで支払われたという。同知事は3月、海賊版取締り支援策を打ち出したばかり。4月末頃から、新たな教会建設のためにカトリック教会へ9千万ペソ(約820万j)もの巨額な寄付を行ったとして、州民による抗議活動も展開されている。ちなみに、前知事の場合は、母の日の贈り物として昼食会を催してお祝いしていたという。

・州PR活動にミス・イダルゴを登用せず  

 イダルゴ州観光局によって行われた州PRキャンペーンに、ミス・イダルゴ州に選出されたソラノさんが出なかった。ミス・イダルゴに選ばれ、同州代表としてミス・ユニバースメキシコ代表コンテストへの参加が決まったソラノさんだったが、後日、実際はシナロア州出身であることが発覚。同州政府がコンテスト主催機関に選出のやり直しを求めたが、拒否された経緯がある。ソラノさんは、ミス・イダルゴとして州観光大使の役割を担うが、州政府は公式活動への参加を辞退するよう伝えたという。

・DF人権委員会がレッカー車移動を調査  

 メキシコ市人権委員会は、レッカー車移動に関する調査を行う。同委員会に訴えを起こした夫婦によれば、レッカー車が母親と子供を乗せた車を不当に撤去したという。一方、市警察は撤去の一部始終を写したビデオテープを、正当な撤去の証拠として提出する構えでいる。ビデオテープには、訴えを起こした夫婦が駐車禁止場所で二重駐車し、母親と子供を乗せたままレッカー車に引っ張られていく様子が撮影されている。夫婦は、駐車禁止を示す標示はなく、さらにレッカー車で撤去する前に親子が降車する許可さえ与えなかったと主張。これに対し、警察側は、夫が罰金の支払い交渉中に、妻が車に残るよう指示するとともに、支払いを拒否したため撤去を行ったとしている。また、子供を乗せたままのレッカー車移動は違法であるとの主張に対しては、大人が同伴している場合は法的に認められているとして、人権侵害などの違法行為はなかったと強気な姿勢を示している。

・セレナータのいきすぎで逮捕者続出  

 チワワ州で、母の日のセレナータの度が過ぎて、100人余が警察に逮捕された。各地で大騒ぎしているとの周辺住民による苦情が相次ぎ、駆けつけた警官が逮捕した人は計101人にのぼったという。そのうち女性2人、未成年者15人も含まれていた。中には、セレナータが繰り広げられていた店で喧嘩が起こり、閉店処分となる店さえあったという。

・DF、歩行者優先キャンペーンを続行  

 メキシコ市青年機関は、昨年8月から毎週水曜日に行っている「歩行者優先キャンペーン」を継続していくことを明らかにした。同キャンペーンは、同機関から奨学金を受けている350人ほどの学生によって、歩行者の危険性が高い交差点で行われている。同機関は、昨年新たな交通規則が施行されてからも、歩行者を優先する習慣はないとして、キャンペーン続行を決定した。学生らは午前8時から午後8時まで、各交差点で運転手らに交通規則のコピーを配布するなどして、規則遵守を呼びかけている。

・連邦裁判所、仏容疑者の上告受け入れ  

 連邦裁判所は、誘拐容疑で計96年の禁固刑判決を受けたフランス人女性容疑者(32)の控訴を受け入れた。同容疑者は、誘拐と誘拐犯罪組織との関与の疑いで05年に逮捕され、先日メキシコ市裁判所に判決を言い渡されたばかり。判決では控訴を認めないとされていたが、メキシコが締結している国際協定に基づき、上訴が認められた。なお、サルコジ大統領は同容疑者の家族と直接会い、支援を約束している。

・タコス屋で不法移民取締り  

 米移民取締り局は、カリフォルニア州サンフランシスコ市のタコス屋チェーン店「El Balazo」や近郊のタコス屋をターゲットに一斉捜索を行い、62人のメキシコ人、1人のグアテマラ人不法移民を検挙した。取締まり当局は、メキシコ人の多くがタコス屋にたむろする習性を狙って、不法移民取締りの新手法として捜索に踏み切ったという。不法移民擁護団体らは、この種取締りに反対する声を強くしている。

・シンコ・デ・マヨのヒーローは誰?  

 19世紀にメキシコ軍が仏軍を一時的に後退させた時を祝う、5月5日のプエブラ戦勝記念日には、戦地プエブラで毎年、「エロエス・デル・シンコ・デ・マヨ」と名付けられた戦いのヒーローを称える大パレードが催される。数万人もの学生が太鼓を鳴らし、トランペットを奏でながら通りを行進する。しかし、参加する学生の大半は、肝心の「エロエス(英雄)」が誰かということを知らないという。市内には、英雄らの名前を用いた通りや、銅像も設置されているが、シンコデマヨを祝う月日だけ知っているという学生が大半だという。シンコデマヨの英雄の名前を尋ねられたある学生の回答は、「知らない。歴史は得意じゃないから」だった。

・車椅子で銀行強盗  

 アグアスカリエンテス州で、車椅子に乗った犯人による銀行強盗が発生した。犯人は車椅子に乗って銀行に乗り込み、凶器に見せかけたキャラメルが入った袋を片手に従業員を脅した。犯人は、8千ペソ(約730j)を奪ってそのまま車椅子で逃走。しかし、逃げるのに時間がかかり、現場から数キロのところで警官に取り押さえられたという。

・チャプルテペックのメスパンダが妊娠の可能性  

 チャプルテペック動物園は、現在3匹のメスのジャイアントパンダが飼育されているが、そのうちの1匹「シュアンシュアン」の妊娠説が浮上している。シュアンシュアンは01〜05年の間に、4月末に死亡した上野動物園の「リンリン」との繁殖が何度も試みられたが、自然繁殖、人口繁殖共に失敗に終わっている。今回の妊娠は、リンリンとの人工繁殖によるもので、妊娠検査を行っているところだという。メキシコにいる3匹のパンダは全て自然繁殖によるもので、もし成功すれば、国内初の人工繁殖によるパンダ誕生となる。

・DFで年寄りにバイアグラ無料配布法案を検討

 メキシコ市市議会議員(PRI)が、市政府によるお年寄りへのバイアグラ無料配布を義務付けた法案提出を検討している。市の高齢者生活保護に関する法令に盛り込むもので、高齢者の悲しみを和らげることを目的として、1ヶ月に4錠の無料配布を定めるという。ゴンサレス議員は、バイアグラの使用により、高齢者が病気や精神的な落ち込みから立ち直れるようになると主張する。しかし、医療専門家は、心臓病や高血圧の患者に服用させるべきでないと指摘している。この他、高齢者問題に関して、介護を放棄した場合の罰金規則なども検討している。

 

 

 

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